dinos Inc.

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世の中とつくる

世の中とつくる

dinosは時代とともにある

時代の声を訊き、dinosは生まれた。
移りゆく時代のニーズに応え、
dinosは形を変えてきた。
これまでも、そしてこれからも。
dinosの事業やサービスは、
世の中と一緒につくり上げていくものです。
私たちの半世紀の歩みと、
その先に続く未来についてご紹介します。

1970

「インホームショッピング」
という新体験

当社が創業したのは、家庭用テレビの普及が加速していた1971年。
その翌年、日本初のテレビショッピングをスタートしました。
また同年に初のカタログを創刊。「通信販売」という言葉すら一般的でなかった当時、
ハガキや電話で商品を注文し、家にいながらショッピングを楽しめるサービスは、
お買い物の常識を変えました。世の中のマイホームブームとともに、
郊外に住む家庭が増えたこと。消費活動の中心である主婦層が社会進出を始め、
家事に費やす時間が見直されるようになったこと。
社会のムードや価値観の変化を捉え、
dinosは「インホームショッピング」という新たなスタイルを提案したのです。

1970s

1980

拡大と技術革新。
未来のショッピングの先駆けに

日本はバブル経済の絶頂期へと向かっていました。ブランド志向、高級志向、海外志向。
物質的な豊かさが追求されたこの時代、消費者の趣味・嗜好に応えて
dinosの商品ラインナップも拡充し、男性や若年層のユーザーも増えていきました。
首都圏中心だった事業を全国に拡大していったのもこの頃です。
さらに、積極的な技術投資を行い1986年にオンライン受注システムを構築。
翌1987年にはニューヨークからの衛星生中継「サテライトショッピング」を開始しました。
日本の家庭から世界のトレンドにアクセスできる、
現代のEC文化の源流とも言える“未来のショッピング”を具現化していきました。

1980s

1990

品質と価格を両立し、
dinosブランドの信頼を築く

バブルが崩壊し、経済の停滞期に突入。消費者の目はよりシビアに、
価格に見合う価値を重視するようになりました。
dinosは「安さ」を追い求めるのではなく「良いものを適正価格で届ける」姿勢を
打ち出します。商品選定基準の見直しや、プライベートブランドの立ち上げ、
ユーザーの属性・志向に合わせた10種類以上のカタログの発行。
品質と価格を両立するとともに、さまざまなライフステージ・ライフスタイルを支える
企業としてのポジションを確立していきました。
1993年には、テレビ通販で販売した魚沼産コシヒカリが、わずか8分で3億円の売上を記録。
「本当に良いものを、納得の価格で買いたい」という消費者から、
dinosの目利き力、ブランド力が認められた証でした。

1990s

2000

三位一体の
クロスメディア戦略

インターネットの急速な普及により、消費環境は大きな転換点を迎えます。
購買行動の多くが、リアルな店舗からPC画面の中へと舞台を移していきました。
この変化を捉え、2000年にネット通販サイトを本格稼働。
長年ノウハウを培ってきたテレビショッピング、カタログに次ぐ3つめの柱として
サービスを拡充し、三位一体のクロスメディア戦略を展開しました。
24時間365日、買いたいときに買えるネット通販の良さ。
商品を擬似体験できるテレビ通販の良さ。閲覧性が高く、ときに偶然の出会いも訪れる
カタログ通販の良さ。それぞれの媒体特性を活かし、
掛け合わせながら、消費者との新たな関係を築いていきました。

2000s

2010

“モノ売り”から
“コト売り”への転換

東日本大震災などの大災害や、長引く不況による経済不安。
2010年代は、暮らしの不確実性と向き合う時代でした。人々の欲求は、モノの豊かさよりも
「心地よく生きる」「安心して暮らす」といった内面的価値にシフトしていきます。
モノよりコト。時代の変化を受け、dinosのサービスも進化します。
リアルな体験やコミュニケーションの価値を見直し、
オリジナルファッションブランドの商品を手に取って確かめられるお客様サロンを開設。
また、家具レンタルサービス「flect」や、リビングブランド「dinos of LIFE」を立ち上げ、
ただ商品を売るのではなく、世界観やストーリーとともに
新たな暮らし方を提案するブランドへと成長を遂げていきました。

2010s

2020

dinosらしい
サステナビリティを

コロナ禍を経て、「信頼できる情報源」の重要性が急上昇。自宅時間の増加によって
「上質な暮らし」へのニーズが高まりました。
商品の品質を追求すること。お客さまとの信頼関係を築くこと。
そんな“dinosらしさ”を活かせる時代とも言えるかもしれません。
また、SDGsの考え方が広く浸透し、環境や社会への配慮が
消費行動に大きな影響を与えました。企業の理念や取り組みに共感し、
それを支持する意思表示として商品やサービスを選ぶ「共感消費」が広がっています。
私たちdinosも、単なる売り手・つくり手の立場を超えて、
持続可能な未来の担い手でありたいと思っています。

2020s
dinosの取り組み
ディノスの森
ディノスの森

お客さまと育む未来

森林資源を守り育て、未来へつなげていくために。様々な樹種の木々が混ざる“多様性のある森づくり”を開始しました。『ディノスの森』は、お客さまと一緒に育てる森。お客さまからの口コミ投稿数が30,000件/年に達するとdinosが植林を行う仕組みで、参加型の環境アクションを目指しています。

奨学家具
奨学家具

奨学生に家具を無償提供

これからの未来を創る奨学生の経済的負担を少しでも軽減するべく、京王不動産、京王電鉄とともに始めたプロジェクトです。dinosの新品家具レンタルサービス「flect」で返却されたデスク&チェアや、折り畳みベッドを検品・クリーニングし、『奨学家具』として無償で提供しています。

サステナ商品企画
サステナ商品企画

新たなサイクルを生み出す

dinosのファッションブランド『So Close,』では、余剰在庫の長袖カットソーをプルオーバーにリメイク。リサイクル羽毛ブランド『reumo(リウモ)』は、一度役目を終えた羽毛布団を再利用した商品。モノに新たな命を吹き込み、新しいサイクルを生み出す商品企画を進めています。

産学連携プロジェクト
ディノスの森

未来を創る学びの場

長岡造形大学(新潟県)と連携し、プロダクトデザイナーを育成。マーケティングやコスト管理に基づいた商業的なモノづくりを体験してもらい、学生のクリエイティビティと、社会に出てから求められることのギャップを縮めることで、卒業後すぐに活躍できる人材の育成を目指しています。

20XXこれからのdinos

AIやテクノロジーの進化が加速する今、消費のあり方や、モノの価値そのものが問い直されています。
時代が変われば、暮らしも変わる。それとともに、私たちも変わり続けていくでしょう。
けれど、人々がより良い暮らしを求める気持ちや、「好き」と感じる心は、いつの時代も変わらないはずです。
選ぶ楽しさ、使う心地よさ、贈るよろこび。そんな“暮らしの実感”を何より大切にしながら、
dinosはこれからも、新しい時代にふさわしい価値を見つけ、届けていきます。