【50歳以上男女の認知症予防】アルツハイマー型認知症の原因とされている"アミロイドベータの蓄積"の予防方法を知らない方は9割以上という実情~認知症が予防できる方法があれば積極的に取り組みたい方は97.7%に達する~
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イミニ免疫薬粧株式会社(本社所在地:東京都中野区、代表取締役:泉 奈越子)は、50歳以上の男女を対象に、「認知症予防と免疫力」に関する調査を実施しました。
人生100年時代といわれるこれからの時代、健康寿命を延ばしていきいきとした人生にしたいというのがみなさんに共通する想いではないでしょうか。
しかしその一方で、内閣府が公表した「平成29年版高齢社会白書」によると、2025年には65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症高齢者になるという推計もあります。
※内閣府「平成29年版高齢社会白書(概要版)」>第1章 高齢化の状況>第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向>3. 高齢者の健康・福祉
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html
決して他人事とは言えない認知症ですが、最近の研究では、別名"免疫ビタミン"とも呼ばれる「LPS(リポポリサッカライド)」が、アルツハイマー型認知症の予防に繋がる可能性があることが分かってきました。
自然免疫制御技術研究組合のグループは、高齢による認知症や糖尿病性認知症という2つのアルツハイマー病モデルで、LPSの摂取で明らかな予防効果が得られることを国際誌に論文発表しています(※)。
さて、アルツハイマー型認知症の原因は「脳内の"アミロイドベータ"の過剰な蓄積」が有力な説とされていますが、そのことをご存じの方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
そこで今回、イミニ免疫薬粧株式会社(https://www.imini-immunity.jp/)は、50歳以上の男女を対象に、「認知症予防と免疫力」に関する調査を実施しました。
「認知症について関心はありますか?」と質問したところ、男女別の結果は以下の通りとなりました。
【男性】
『とても関心がある(20.9%)』『ある程度関心がある(48.6%)』『あまり関心はない(19.1%)』『まったく関心はない(11.4%)』
【女性】
『とても関心がある(26.8%)』『ある程度関心がある(53.9%)』『あまり関心はない(13.2%)』『まったく関心はない(6.1%)』
男性は約7割、女性は約8割の方が『とても関心がある』『ある程度関心がある』と回答し、男女ともに非常に多くの方が認知症に関心を寄せていることが分かりました。
認知症に関するどのような情報への関心が高いのでしょうか。
続いて、認知症について関心があると回答した方に、「認知症について、どのような情報に関心がありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『認知症の効果的な予防に関する情報(73.0%)』という回答が最も多く、次いで『認知症の早期発見に関する情報(64.6%)』『認知症の治療情報(47.8%)』『認知症の介護に関する情報(30.1%)』と続きました。
7割以上の方が、認知症の効果的な予防に関する情報に高い関心を寄せているようです。
さらに、認知症の早期発見に関する情報についても関心を寄せている方が多い様子がうかがえます。
50歳以上の多くの方が関心を寄せている認知症の予防に関する情報ですが、有効な対策についてはご存じなのでしょうか。
そこで、認知症について関心があると回答した方に、「認知症を予防するためにどのような対策が有効か知っていますか?」と質問したところ、『よく知っている(1.4%)』『ある程度知っている(21.5%)』『あまり知らない(59.4%)』『まったく知らない(17.7%)』という結果になりました。
認知症の予防に関する情報に関心がある方が多い一方で、その有効的な対策についてはご存じない方が8割近くにのぼることが分かりました。
認知症について関心があると回答した方に、「認知症に関する最新情報はどこで(何で)入手していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『テレビ(54.9%)』という回答が最も多く、次いで『インターネット記事(51.3%)』『新聞・雑誌(26.5%)』『病院・クリニック(17.7%)』『友人・知人(13.3%)』と続きました。
認知症に関する最新情報は、テレビやインターネットで入手している方が多いことが分かりました。
しかしながら、先ほどの質問では認知症防止の有効的な対策についての認知度は低いことが分かっていますから、情報収集はそう簡単にいかないのかもしれません。
そこで、「認知症に関する情報を集めていて大変なことや困ることがあれば具体的に教えてください」と質問したところ、以下のような回答が寄せられました。
■認知症に関する情報収集で大変なこと・困ること
・情報量が多過ぎて、何を信じればいいのかわからない(50代/女性/東京都)
・エビデンスレベルの高い論文が少ない(50代/男性/東京都)
・個人差があるために、果たして、どの情報が自分の状況に当てはまるのかが分かりづらい(60代/男性/埼玉県)
・まだまだ道半ば、であろうと思っています。一日でも早く、明るい情報が出てくればなあ、と思います(60代/女性/香川県)
・認知症を予防する方法に関する情報、認知症の疑いのある行動などに関する情報が得にくい(60代/男性/北海道)
特にインターネット上には認知症に関するさまざまな情報が溢れていることもあり、どの情報が正確なものなのか見極めることが難しい一方で、認知症の予防など欲しい情報はまだまだ少ないと感じている方もいる様子がうかがえます。
認知症について関心があると回答した方に、「認知症が予防できる方法があれば積極的に取り組みたいと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(46.1%)』『ややそう思う(51.6%)』『あまりそう思わない(2.3%)』という結果になりました。
※『まったくそう思わない』は回答者なし
実に9割以上の方が、認知症が予防できる方法があれば積極的に取り組んでいきたいと考えていることが分かりました。
認知症は発症してから治療するのではなく、そもそも発症自体を予防したいという方がほとんどと言えそうです。
「認知症予防のために、ご自身が現在取り組んでいることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『バランスのとれた食事をとる(47.8%)』という回答が最も多く、次いで『十分に睡眠をとる(46.3%)』『運動・スポーツをする(38.6%)』『ストレスを溜めないようにする(35.6%)』『趣味を持つ(楽しむ)(33.7%)』と続きました。
半数近くの方が、バランスのとれた食事や十分な睡眠など、日々の生活習慣を意識していることが分かりました。
認知症予防のための取り組みによって、心身にはどのような変化があったのでしょうか。
「それらに取り組むことで心身にもたらした良い変化があれば具体的に教えてください」と質問したところ、以下のような回答が寄せられました。
■これに取り組むことで心身に良い変化がありました!
・【バランスのとれた食事をする、十分に睡眠をとる、運動・スポーツをする、ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ、免疫力を高める、飲酒を控える、喫煙を控える、生活習慣病を治療する】...持病の糖尿病や肝臓病に改善が見られる(50代/女性/広島県)
・【運動・スポーツをする、ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ】...スポーツを楽しむことでストレス発散にもなり何より目標が出来て生きがいを感じる。生涯スポーツとしてずっと楽しみたい(50代/女性/長野県)
・【ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ、他人とのコミュニケーションを増やす、免疫力を高める】...色々なことに前向きになり毎日が楽しい(60代/女性/埼玉県)
・【バランスのとれた食事をとる、十分に睡眠をとる、運動・スポーツをする、ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ、他人とのコミュニケーションを増やす、免疫力を高める、飲酒を控える、喫煙を控える、生活習慣病を治療する】...精神、肉体的な若さを保っていると思う。周りからも若いと言われる(60代/男性/東京都)
認知症予防を含めた健康に対する取り組みが、心身にさまざまな良い変化をもたらしている様子がうかがえます。
※アミロイドベータ(アミロイドβ):脳内で作られるたんぱく質の一種。健康な人の脳にも存在し通常は脳内のゴミとして短期間で分解、排出されるが、さまざまな要因でアミロイドベータが脳内に過剰に蓄積されると、それが神経細胞の変性に関係するという仮説(アミロイド仮説)が、現時点でのアルツハイマー型認知症の原因として最有力説とされている。
そこで、認知症について関心があると回答した方に、「アルツハイマー型認知症の原因は、脳内にアミロイドベータが蓄積されることが最も有力な説であることを知っていますか?」と質問したところ、『はい(41.6%)』『いいえ(58.4%)』という結果になりました。
アミロイドベータの蓄積がアルツハイマー型認知症の原因として最有力説であることをご存じない方は6割近くにのぼることが分かりました。
認知症を予防するにはその原因を知ることがとても重要ですが、その認知度は高いとは言えないのが実情のようです。
では、アミロイドベータの蓄積を予防する方法はご存じなのでしょうか。
続いて、認知症について関心があると回答した方に、「アミロイドベータの蓄積を予防する方法を知っていますか?」と質問したところ、『はい(6.2%)』『いいえ(93.8%)』という結果となりました。
50歳以上のほとんどの方が、アミロイドベータの蓄積を予防する方法まではご存じない実態が浮き彫りとなりました。
しかし、認知症に関する情報が多すぎたり、逆に予防法などの知りたい情報が少なかったりするなど、情報収集に苦労するケースもあることが分かり、正しい情報、最新の情報を得ることは決して簡単なことではないと言えそうです。
また、認知症予防を含めたご自身の健康のためにバランスのとれた食事や十分に睡眠をとるといったことに取り組んでいる方が多く、その結果心身に良い変化を感じている方もいる一方で、認知症で最も多いアルツハイマー型認知症の原因として最も有力な説である「"アミロイドベータ"の過剰な蓄積」の認知度はまだまだ高いとは言えず、さらに、アミロイドベータの蓄積を予防する方法の認知度は非常に低いのが実情のようです。
さて、冒頭でも述べましたが、"免疫ビタミン"ことLPS(リポポリサッカライド)はアルツハイマー型認知症の予防効果が期待できるという実験結果(※)もあり、現在世界中がLPSに注目しています。
※出典:Oral administration of Pantoea agglomeransderived lipopolysaccharide prevents metabolic dysfunction and Alzheimer's disease-related memory loss in senescenceaccelerated prone 8(SAMP8) mice fed a highfat diet, Plos One | June 1, 2018
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0198493(※英語の論文です)
Oral Administration of Lipopolysaccharide Prevents Cognitive Impairment in Streptozotocin-induced Diabetic Mice in a Blood Glucose-independent Manner, Anticancer Research August 2021, 41 (8) 4053-4059;
https://doi.org/10.21873/anticanres.15206(※英語の論文です)
Prevention of Diabetes-Associated Cognitive Dysfunction Through Oral Administration of Lipopolysaccharide Derived From Pantoea agglomerans, Frontiers in Immunology 27 August 2021
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2021.650176/full(※英語の論文です)
LPSは免疫力にも関わることから、免疫力を高めることで、認知症予防だけでなくさまざまな疾病の予防にも繋がる可能性があります。
人生100年時代、健康でいきいきとしたセカンドライフを楽しむためにも、免疫力を高めることがとても大切なのではないでしょうか。
しかしその一方で、内閣府が公表した「平成29年版高齢社会白書」によると、2025年には65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症高齢者になるという推計もあります。
※内閣府「平成29年版高齢社会白書(概要版)」>第1章 高齢化の状況>第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向>3. 高齢者の健康・福祉
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html
決して他人事とは言えない認知症ですが、最近の研究では、別名"免疫ビタミン"とも呼ばれる「LPS(リポポリサッカライド)」が、アルツハイマー型認知症の予防に繋がる可能性があることが分かってきました。
自然免疫制御技術研究組合のグループは、高齢による認知症や糖尿病性認知症という2つのアルツハイマー病モデルで、LPSの摂取で明らかな予防効果が得られることを国際誌に論文発表しています(※)。
さて、アルツハイマー型認知症の原因は「脳内の"アミロイドベータ"の過剰な蓄積」が有力な説とされていますが、そのことをご存じの方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
そこで今回、イミニ免疫薬粧株式会社(https://www.imini-immunity.jp/)は、50歳以上の男女を対象に、「認知症予防と免疫力」に関する調査を実施しました。
- 【他人事ではない認知症】関心を寄せている一方、有効な対策を知らない方は多い
「認知症について関心はありますか?」と質問したところ、男女別の結果は以下の通りとなりました。
【男性】
『とても関心がある(20.9%)』『ある程度関心がある(48.6%)』『あまり関心はない(19.1%)』『まったく関心はない(11.4%)』
【女性】
『とても関心がある(26.8%)』『ある程度関心がある(53.9%)』『あまり関心はない(13.2%)』『まったく関心はない(6.1%)』
男性は約7割、女性は約8割の方が『とても関心がある』『ある程度関心がある』と回答し、男女ともに非常に多くの方が認知症に関心を寄せていることが分かりました。
認知症に関するどのような情報への関心が高いのでしょうか。
続いて、認知症について関心があると回答した方に、「認知症について、どのような情報に関心がありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『認知症の効果的な予防に関する情報(73.0%)』という回答が最も多く、次いで『認知症の早期発見に関する情報(64.6%)』『認知症の治療情報(47.8%)』『認知症の介護に関する情報(30.1%)』と続きました。
7割以上の方が、認知症の効果的な予防に関する情報に高い関心を寄せているようです。
さらに、認知症の早期発見に関する情報についても関心を寄せている方が多い様子がうかがえます。
50歳以上の多くの方が関心を寄せている認知症の予防に関する情報ですが、有効な対策についてはご存じなのでしょうか。
そこで、認知症について関心があると回答した方に、「認知症を予防するためにどのような対策が有効か知っていますか?」と質問したところ、『よく知っている(1.4%)』『ある程度知っている(21.5%)』『あまり知らない(59.4%)』『まったく知らない(17.7%)』という結果になりました。
認知症の予防に関する情報に関心がある方が多い一方で、その有効的な対策についてはご存じない方が8割近くにのぼることが分かりました。
- 【認知症について知ることが重要】認知症に関する最新情報の情報源とは
認知症について関心があると回答した方に、「認知症に関する最新情報はどこで(何で)入手していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『テレビ(54.9%)』という回答が最も多く、次いで『インターネット記事(51.3%)』『新聞・雑誌(26.5%)』『病院・クリニック(17.7%)』『友人・知人(13.3%)』と続きました。
認知症に関する最新情報は、テレビやインターネットで入手している方が多いことが分かりました。
しかしながら、先ほどの質問では認知症防止の有効的な対策についての認知度は低いことが分かっていますから、情報収集はそう簡単にいかないのかもしれません。
そこで、「認知症に関する情報を集めていて大変なことや困ることがあれば具体的に教えてください」と質問したところ、以下のような回答が寄せられました。
■認知症に関する情報収集で大変なこと・困ること
・情報量が多過ぎて、何を信じればいいのかわからない(50代/女性/東京都)
・エビデンスレベルの高い論文が少ない(50代/男性/東京都)
・個人差があるために、果たして、どの情報が自分の状況に当てはまるのかが分かりづらい(60代/男性/埼玉県)
・まだまだ道半ば、であろうと思っています。一日でも早く、明るい情報が出てくればなあ、と思います(60代/女性/香川県)
・認知症を予防する方法に関する情報、認知症の疑いのある行動などに関する情報が得にくい(60代/男性/北海道)
特にインターネット上には認知症に関するさまざまな情報が溢れていることもあり、どの情報が正確なものなのか見極めることが難しい一方で、認知症の予防など欲しい情報はまだまだ少ないと感じている方もいる様子がうかがえます。
- 【健康寿命を延ばすために】予防できるのであれば積極的に対策したい方は約98%にのぼる
認知症について関心があると回答した方に、「認知症が予防できる方法があれば積極的に取り組みたいと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(46.1%)』『ややそう思う(51.6%)』『あまりそう思わない(2.3%)』という結果になりました。
※『まったくそう思わない』は回答者なし
実に9割以上の方が、認知症が予防できる方法があれば積極的に取り組んでいきたいと考えていることが分かりました。
認知症は発症してから治療するのではなく、そもそも発症自体を予防したいという方がほとんどと言えそうです。
- 【免疫力アップは少数派...?】認知症予防のために取り組んでいること
「認知症予防のために、ご自身が現在取り組んでいることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『バランスのとれた食事をとる(47.8%)』という回答が最も多く、次いで『十分に睡眠をとる(46.3%)』『運動・スポーツをする(38.6%)』『ストレスを溜めないようにする(35.6%)』『趣味を持つ(楽しむ)(33.7%)』と続きました。
半数近くの方が、バランスのとれた食事や十分な睡眠など、日々の生活習慣を意識していることが分かりました。
認知症予防のための取り組みによって、心身にはどのような変化があったのでしょうか。
「それらに取り組むことで心身にもたらした良い変化があれば具体的に教えてください」と質問したところ、以下のような回答が寄せられました。
■これに取り組むことで心身に良い変化がありました!
・【バランスのとれた食事をする、十分に睡眠をとる、運動・スポーツをする、ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ、免疫力を高める、飲酒を控える、喫煙を控える、生活習慣病を治療する】...持病の糖尿病や肝臓病に改善が見られる(50代/女性/広島県)
・【運動・スポーツをする、ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ】...スポーツを楽しむことでストレス発散にもなり何より目標が出来て生きがいを感じる。生涯スポーツとしてずっと楽しみたい(50代/女性/長野県)
・【ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ、他人とのコミュニケーションを増やす、免疫力を高める】...色々なことに前向きになり毎日が楽しい(60代/女性/埼玉県)
・【バランスのとれた食事をとる、十分に睡眠をとる、運動・スポーツをする、ストレスを溜めないようにする、趣味を持つ、他人とのコミュニケーションを増やす、免疫力を高める、飲酒を控える、喫煙を控える、生活習慣病を治療する】...精神、肉体的な若さを保っていると思う。周りからも若いと言われる(60代/男性/東京都)
認知症予防を含めた健康に対する取り組みが、心身にさまざまな良い変化をもたらしている様子がうかがえます。
- 【認知症の原因である"アミロイドベータ"の蓄積】しかし蓄積の予防法を知らない方は9割以上
※アミロイドベータ(アミロイドβ):脳内で作られるたんぱく質の一種。健康な人の脳にも存在し通常は脳内のゴミとして短期間で分解、排出されるが、さまざまな要因でアミロイドベータが脳内に過剰に蓄積されると、それが神経細胞の変性に関係するという仮説(アミロイド仮説)が、現時点でのアルツハイマー型認知症の原因として最有力説とされている。
そこで、認知症について関心があると回答した方に、「アルツハイマー型認知症の原因は、脳内にアミロイドベータが蓄積されることが最も有力な説であることを知っていますか?」と質問したところ、『はい(41.6%)』『いいえ(58.4%)』という結果になりました。
アミロイドベータの蓄積がアルツハイマー型認知症の原因として最有力説であることをご存じない方は6割近くにのぼることが分かりました。
認知症を予防するにはその原因を知ることがとても重要ですが、その認知度は高いとは言えないのが実情のようです。
では、アミロイドベータの蓄積を予防する方法はご存じなのでしょうか。
続いて、認知症について関心があると回答した方に、「アミロイドベータの蓄積を予防する方法を知っていますか?」と質問したところ、『はい(6.2%)』『いいえ(93.8%)』という結果となりました。
50歳以上のほとんどの方が、アミロイドベータの蓄積を予防する方法まではご存じない実態が浮き彫りとなりました。
- 【まとめ】LPSの摂取は認知症予防にも!
しかし、認知症に関する情報が多すぎたり、逆に予防法などの知りたい情報が少なかったりするなど、情報収集に苦労するケースもあることが分かり、正しい情報、最新の情報を得ることは決して簡単なことではないと言えそうです。
また、認知症予防を含めたご自身の健康のためにバランスのとれた食事や十分に睡眠をとるといったことに取り組んでいる方が多く、その結果心身に良い変化を感じている方もいる一方で、認知症で最も多いアルツハイマー型認知症の原因として最も有力な説である「"アミロイドベータ"の過剰な蓄積」の認知度はまだまだ高いとは言えず、さらに、アミロイドベータの蓄積を予防する方法の認知度は非常に低いのが実情のようです。
さて、冒頭でも述べましたが、"免疫ビタミン"ことLPS(リポポリサッカライド)はアルツハイマー型認知症の予防効果が期待できるという実験結果(※)もあり、現在世界中がLPSに注目しています。
※出典:Oral administration of Pantoea agglomeransderived lipopolysaccharide prevents metabolic dysfunction and Alzheimer's disease-related memory loss in senescenceaccelerated prone 8(SAMP8) mice fed a highfat diet, Plos One | June 1, 2018
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0198493(※英語の論文です)
Oral Administration of Lipopolysaccharide Prevents Cognitive Impairment in Streptozotocin-induced Diabetic Mice in a Blood Glucose-independent Manner, Anticancer Research August 2021, 41 (8) 4053-4059;
https://doi.org/10.21873/anticanres.15206(※英語の論文です)
Prevention of Diabetes-Associated Cognitive Dysfunction Through Oral Administration of Lipopolysaccharide Derived From Pantoea agglomerans, Frontiers in Immunology 27 August 2021
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2021.650176/full(※英語の論文です)
LPSは免疫力にも関わることから、免疫力を高めることで、認知症予防だけでなくさまざまな疾病の予防にも繋がる可能性があります。
人生100年時代、健康でいきいきとしたセカンドライフを楽しむためにも、免疫力を高めることがとても大切なのではないでしょうか。
調査概要:「認知症予防と免疫力」に関する調査
【調査期間】2022年6月10日(金)~2022年6月11日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,015人(男性508人、女性507人)
【調査対象】50歳以上の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【調査期間】2022年6月10日(金)~2022年6月11日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,015人(男性508人、女性507人)
【調査対象】50歳以上の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ