トップコミットメント

代表取締役社長 宇津 洋一

代表取締役社長 宇津 洋一

Sustainability | Top Commitment

「健やかさ」「多様性」「自然環境」の
3つの重点領域を通じて
未来の"よりたのしいくらし"をお客様と創造・共有

2022年度は、ようやく日々のくらしにおいて、長く続いた新型コロナウイルスの影響下から脱しつつあるといった実感を得られるまでになりました。しかしながら一方では、非常に不安定な世界情勢が続いており、それによる様々な課題や不安に見舞われている状況の中で、生活者の皆さまのさらなる持続可能な社会実現に対する意識の高まりを感じております。

こうした中、当社では、"よりたのしいくらし"のある未来を目指して、サステナブルな社会をお客様とともに創造・共有するため、「健やかさ」「多様性」「自然環境」の3つの重点領域を中心に、2030年に向けたコミットメント実現のため「サステナビリティビジョン2030」を推進してまいりました。

毎年のように日本人の平均寿命が最高齢を記録し、"人生100年時代"を迎えた今、心身の健康に対する関心は年々高くなっています。当社ではこれに応えるべく、運動・食・眠り・癒しなど様々なキーワードで多彩な商品を揃え、お客様の健やかなライフスタイルに寄り添えるよう、重点領域「健やかさ」の取組みを進めております
また、従業員一人ひとりが心と体が健やかでイキイキと働くことができるように、引き続き健康経営を推進するとともに、新たに「幸せ」という観点も加えた、ウェルビーイング視点での取組みも積極的に行っています。

「多様性」領域においては、女性特有の健康課題解決のためのフェムケア分野、日常の家事労働の負担軽減、年齢を重ねることによる多様な生き方の応援などにつながる、数多くの商品をご提案いたしました。お客様が自分らしく暮らせたり、世代を重ねたりできるよう、おひとりおひとりのライフスタイルと向き合い、それを整えるお手伝いを続けてまいります。
社内においては、多様性を尊重し、誰もがその能力や個性をより持続的に発揮できる組織を目指すため、さらなる女性活躍推進、LGBTQ+への理解向上など、ダイバーシティ&インクルージョン関連施策を積極的に進めました。

3つ目の重点領域「自然環境」では、自然素材・再生素材など環境配慮素材の使用、生物多様性の観点に基づく商品採用をさらに広げていくことで、お客様のライフスタイルをよりサステナブルなものにできるよう努めております。また、カタログなど"紙の価値"は重視しつつ自然環境にも配慮するべく、カタログ古紙のループリサイクルのスキームを新たに構築いたしました。そして、なお一層の温室効果ガスの排出量削減に向けた取組みも推進中です。

変化するお客様のくらしや価値観に寄り添い、私たちがご提供する「モノがたり」の力で、サステナブルな社会の実現に貢献し、未来のくらしをお客様とともに"もっとたのしく"してまいります。

2023年7月
株式会社 DINOS CORPORATION
代表取締役社長 宇津 洋一