JOB & PEOPLE働く人たちを知る

自分の意志を込めたモノづくりを。
そして長く使い続けてもらえる家具づくりを。

家具・収納部
家具MD

新卒で大手の家具製造小売企業に入社。国内店舗を担当した後に海外出店のプロジェクトに携わり、アメリカで開店準備等に従事。帰国後、店舗のフロアマネージャーや店長を歴任し、その後は商品調達や販売促進などを担当。2022年9月に当社へ転職。家具・収納部門の商品MDとして、書棚、ホームオフィス、リビングボード、壁面収納などの複数のジャンルを担当。商品の企画開発からカタログ・WEB等の売場の構築までと幅広く業務を担う。

転職のきっかけ、入社の理由について

前職では全く新しい商品をどんどん企画していくよりも、Aを「A´」にブラッシュアップしていくことで確実に売上を作っていくことが多いスタイルでした。もちろん達成感はあるものの、自分としてはモノづくりに企画段階から関わりたいという思いを以前から持っていました。ある時、子どものランドセルを収納する家具を探していて、ディノスで気に入った商品を見つけたんです。それをきっかけにディノスのカタログをよく見るようになったのですが、多くの商品でMD担当の方の意思が反映されているのだろうな...と想像できたんですよね。だからディノスならやりたいことが形にできそうだと思ったんです。ちょうどその時期はライフステージの変化もあり、海外勤務や単身赴任が前提にない会社の方が良いと考えていましたし、将来的に副業にも力を入れようと考えていたので、思い切って転職を決断しました。

仕事内容とミッションについて

書棚、ホームオフィス、リビングボード、壁面収納などを担当し、それら商品を企画・開発して売場に並べて販売するというマーチャンダイザー(MD)です。入社してすぐにカタログ制作に携わり、並行して自分の企画商品にも着手しました。その数か月後に発行予定の旗艦カタログとWEBでそれら商品の販売が始まる...といった段階でして、想像していた通り、企画段階からモノづくりができています。また、これとは別に売場効率の向上もミッションです。カタログからWEBファーストへという流れの中で、前職で経験してきた利益重視の効率を向上させるスキルと、当社の個のボトムアップの力を融合させながら、それが実現できればと思います。ディノスのアイデンティティを大事にしつつ、周りのメンバーとともに危機感を持って、ビジネスをより良い方向へ変えていけたらいいですね。

仕事のやりがい、楽しさについて

やりたいと思っていた「モノを生み出していく仕事」に携われていることが、まずワクワクしますし、入社間もないのでまだまだ知らないことがあるのも楽しいですね。商品決定会議に初めて参加した際、「すごいな...」と思ったことを覚えています。その会議で同僚のMDが「これやりたいです、作りたいです、どうですか?」と会議に出したんですが、否定的な意見が出ても「いや、これはやりたいです」と言い切ったんです(笑)。ブレイクスルーしてチャレンジできる風土なんだな、と感じます。それまで自分の常識では、承認されないと無理だと考えていましたから。でも今は、自分の意志や裁量でどんどん進む怖さもあるものの、考えていることが形にできる楽しさの方が勝っていますね。これまで意志を貫いて生まれた商品の中には、ヒットした商品もあるようです。

転職して実感した当社の魅力や"らしさ"について

商品の担当者としては、販売開始後にもWEBでどう見せるのか、キャンペーンはどうするのかなど、商品戦略に手を加えたり、参加できたりすることはとても新鮮で魅力的です。また、当社の仕入先は国内外に幅広く、特に国内については相手先の決済権限者と直接交渉し、相談しながら進めていくことができます。前職では基本的に海外が仕入先だったので、今のコンパクトさは有り得なかったですね。もちろん、逆に生産ロットを細かく考えねばならないという難しさもあります。そしてライフワークバランスの良さという点も、転職を決意させる大きな理由のひとつになりました。土日祝は仕事から解放され、勤務時間はフレックス、テレワークは可能で、育休の取組みも積極的です。子どもと過ごせる時間が増え、友人とキャンプに行けるようにもなって公私とも充実しています。

今後挑戦していきたいことについて

新たな家具のジャンルを生み出していけたらと思っています。例えばディスプレイ家具のようなもの。"ボリュームのあるニッチ"を攻めて、このジャンルならディノスは世界一です!と言えるくらいの品揃えを実現する。ぜひ挑戦してみたいです。それともともとのビンテージ好きが興じて、古着屋によくある家具の世界観に魅せられ、今の仕事を選んだという経緯があります。ですから、ただ物が収まればよいという棚ではなくて、使い続けていくとビンテージになっていくような家具を作りたいですね。古くなってもそのままちゃんと使ってもらえるもの。私の考えと当社ビジョンの「モノがたりで、くらし、たのしく。」は相通じると感じます。入社前にビジョンを何度も読んでとても共感しました。とにかく、愛用し続けていただける家具作りを目指していきたいです。