トップコミットメント
(写真左)代表取締役会長 小川 晋一、(写真右)代表取締役社長 宇津 洋一
Sustainability | Top Commitment
社会情勢や気候変動がもたらす
ライフスタイルへの変化を捉え、
お客様の"よりたのしい未来のくらし"を創るために
コロナ禍から脱した2023年度は社会・経済活動が活発になったものの、不安定な世界情勢、気候変動・地球温暖化が顕在化した異常気象や自然災害の発生等が、生活者の皆さまのくらしにも大きな影響を与えています。そのため、世の中における持続可能な社会実現に対する意識や、企業が「SDGs」「サステナビリティ」へ取組むことへの期待はますます大きくなっていると感じています。
こうした中、企業ビジョン「モノがたりで、くらし、たのしく。」を掲げる当社は、お客様とともに未来に向けて"よりたのしいくらし"を創造・共有していくため、「サステナビリティビジョン2030」のもと、「健やかさ」「多様性」「自然環境」の3つの重点領域を中心に取組みを進め、サステナブルな未来の実現に貢献するとともに、私たち自身の成長も目指しています。
昨年度は、サステナビリティビジョン策定から一定期間が経過したことから、当社のサステナビリティへの取組み状況に対するお客様のお声等も踏まえ、各重点領域で商品に関わる定量目標を、取組みの「質」により重きを置いた定性目標へと改訂を行いました。
「健やかさ」では、お客様ごとに異なる様々なウェルビーイングを高めるために、それぞれのライフスタイルやライフステージに寄り添い、心身の健やかさを広げる商品・サービス・情報をご提供していきます。同時にお客様のウェルビーイングを高めるには、従業員一人ひとりが心身ともに健やかでウェルビーイングであることが前提と考え、働きがいと成長を感じながらパフォーマンスが発揮できるよう、さらなる「健康経営」を推進します。
「多様性」では、それぞれのお客様のいきいきとしたくらしの実現に向けて、日々充実した時間を創出するためのサポートや、「女性」「ジェンダー」「年齢」課題の解決につながるよう、多様性を応援する商品・サービス・情報をご提供していきます。また、お客様の多様性に寄り添う企業として社内においても多様性を重視し、従業員がその能力や個性を生かせる組織を目指し、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」の取組みを積極的に進めます。
「自然環境」では、お客様のくらしをより環境にやさしく心地よいものにするために、リサイクルや自然由来などの環境配慮視点、動物福祉・森林保全といった生物多様性重視など、自然環境を持続可能にする商品・サービス・情報をご提供していきます。さらに「責任ある紙の使用」「脱炭素」の観点から、自らの積極的な企業アクションとして、2023年度より長野県・木曽町において「ディノスの森」の植林活動も開始しました。
今後も社会情勢や気候変動等によって生活者の皆さまのライフスタイルは変化していくものと思われますが、引き続き当社はそれらを捉え、私たち自身が多様な「モノがたり」を体現することでお客様に多様な「モノがたり」をご提供し、お客様の未来のくらしを "もっとたのしく"するために、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
2024年7月
株式会社 DINOS CORPORATION
代表取締役会長 小川 晋一
代表取締役社長 宇津 洋一