モコヒチなお話

沖縄のサトウキビの搾りカスを繊維として再利用したアップサイクルなパンツ

2022年2月25日

廃れつつあるサトウキビ産業と、サトウキビが多く栽培されている沖縄の原風景を守るために発足した沖縄発のブランド「SHIMA DENIM WORKS」と、ディノスのファッションブランド「DAMA collection」がコラボし、沖縄県内の製糖工場で発生したバガス(サトウキビの搾りカス)を繊維として活用し生まれたデニムパンツです。製糖にあたり大量に発生するバガスは、一部バイオマス等に用いられるものの、使い切れずに廃棄されており、世界中で問題視されています。そんなバガスをデニムの材料として活用することで、アップサイクルを通じたサステナブルな社会の実現を目指しました。沖縄県内の製糖工場で発生したバガスを殺菌・乾燥。それをパウダー状に加工したのち、岐阜県の工場で和紙糸に生成し、国産デニムの一大産地である広島県福山市で綿と交えて織布した本商品は、通常の綿生地の半分以下の軽さで、快適な着心地が魅力です。

Facebookシェア Twitterツイート LINEで送る