モコヒチなお話
廃棄される京都の茶葉を花材として使用し、香りも楽しめる和モダンなプリザーブドフラワー
2022年3月25日
京都・宇治の名産である宇治茶の茶葉をお花と組み合わせ、木箱の中にフラワーデザイナーが造形をした、新しくモダンなイメージのプリザーブドフラワー。安土桃山時代に千利休が広め、日本三大銘茶の一つである宇治茶は華やかな高級茶として知られる一方、その厳しい品質管理のために、製造過程で廃棄されてしまう茶葉もあります。これら廃棄される宇治茶を植物として見立て、そして香りも楽しめるようにと、宇治を拠点に「芸術を身近にする」という理念で活動する株式会社TAJIRO工房が「茶和花」というブランドを立ち上げました。お茶として飲用されない茶葉を、その香りとともにアレンジメントの花材として使用し、実用新案登録の技術で一つ一つの作品を仕上げています。香りが薄くなったら、一緒に入っている「追い茶葉」を上からかけたり、添えたりして楽しめるお花アイテムは、母の日や特別なギフトアイテムにもぴったりです。