モコヒチなお話

余ったカットソーが「アップサイクル」で新たにプルオーバーに

ファッションブランド『So close,』では、余剰在庫として残っていた長袖カットソーを、環境負荷軽減に貢献するという観点から、「アップサイクル」という手法で新たにプルオーバーへと生まれ変わらせました。「アップサイクル」とは、本来は捨てられるはずの製品に、アイデアやデザインなど新たな価値を与えて再生すること。本プルオーバーは、再生繊維（セルロース）70％・綿30％の素材を使用したカーキとグレーのカットソーを反毛（不要になった繊維などを専用の機械でもう一度わた状に戻すこと）し、そこに生成り100％の糸を混紡したものです。天然素材の掛け合わせならではの、しなやかな質感と絶妙な杢（もく）感を生み出しました。また、"心地よく""快適な"という意味の「comfy」を胸元にプリントで施し、襟ぐり、袖、裾丈すべてにこだわった、きれい目シルエットで着回しやすい一着に仕上げました。